「妊活中は運動をしましょう」と良くいわれますが
妊活にはどんな運動をしたらいいの?と悩まれる人も少なくありません。
とくに普段あまり運動をしないという人が
いきなり運動を始めると心身にストレスがかかる恐れもあります。
そんな人には“ヨガ”がおすすめ。
妊活が目的なら、ホットヨガもいいかもしれませんね。
本記事では、妊活中にホットヨガを始めてみようかなと思っている方に向けて、ホットヨガの妊活効果や注意点について解説いたします。ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
妊活中にホットヨガがおすすめの理由
妊活中は、適度な運動によって血流を良くし、子宮や卵巣に栄養をしっかりと届けることが大切です!どんな運動をするかは、自分の体力に合わせて選ぶといいですが、体に大きな負担がかかる激しい運動は逆効果になってしまうことがあるので、控えたほうがいいといわれていますよ。
妊活には、ゆっくりした呼吸をしながら行う有酸素運動が効果的!
ヨガやウォーキングなど、毎日無理なく続けられる運動がおすすめです。
また体を温める、あるいは冷やさないようにする“温活”もポイント!
体を温めながら、適度な運動で筋力をつけることができるホットヨガは、妊活においても嬉しい効果が期待できますよ♪
子宮機能が高まる
ホットヨガは、高温多湿の環境下で、体を温めながらゆっくりと体を動かします。
体の芯まで温まることで、血流を卵巣や子宮までしっかり血液が行き渡るため、子宮機能が高まり、妊娠しやすい体質になっていきます。
また、ホットヨガでは深い呼吸を繰り返し行うため、自律神経のバランスを整えるのに効果的です。
内臓や代謝、体温といった体の機能を24時間体制でコントロールしている自律神経がバランスを崩すと、臓器の働きが悪くなります。もちろん子宮や卵巣も自律神経の影響を受けているため、妊娠しやすい体づくりのためには自律神経のバランスを整えることが大切なんですね。
ストレス解消
妊活の大敵、ストレス!
現代社会は“ストレス社会”ともいわれ、多くの人がストレスを抱えています。
また、妊活中はパートナーに対してイライラしてしまったり、ゴールが見えず不安におそわれたり、ストレスを抱えやすいでしょう。過剰なストレスは、排卵や女性ホルモンの分泌を妨げる作用があるため、妊娠しにくい原因にもなりかねません。
ホットヨガは高温多湿の環境下で体を動かすので大量の汗をかき、体も心もスッキリするため、ストレス解消に適しています。
また、ヨガそのものにも精神を安定させる効果が期待できますよ。ヨガをすると自分の内側に意識が向くため、心が落ち着きリラックスを感じることができるでしょう。
基礎代謝を高める
みなさんは、自分の基礎代謝量がどれくらいか知っているでしょうか?
女性は、男性と比べて筋肉量が少ないため基礎代謝量も低く、
また加齢によっても基礎代謝は低下します。
基礎体温が35度台といった低体温の人は要注意!
基礎代謝が低いと太りやすいだけでなく、血流の悪化を招くため不妊の原因にも・・・
基礎代謝を高める近道は、筋肉量を増やすことです。
ホットヨガでは、体の深いところにあるインナーマッスルを鍛えることができますよ。
高温多湿の部屋で行うので、筋肉が緩み、常温のヨガよりも体を動かしやすいため、体が硬い人や運動が苦手という人でもチャレンジしやすいですよ♪
普段あまり意識することのないインナーマッスルを鍛えると、正しい姿勢を維持することができるようになります。姿勢が整うことで、呼吸が深くなったり、内臓の働きが活性化されるため、基礎代謝が上がりますよ。
冷えの改善
- 手足が冷たい
- お腹が冷える
現代女性でとても多いのが、“冷え性”です。
冷え性とは、血液の流れが悪くなっている状態。
血行不良によって毛細血管に温かい血液が流れなくなってしまうことで、血管が収縮し、手足などが冷えてしまいます。
体が冷えていると卵巣や子宮の働きが低下するため、不妊につながるといわれているのです。そのため、温活は妊活においてとっても重要!
ホットヨガのなかでも特に温活におすすめなのが、溶岩石による自然の熱(遠赤外線)によって内臓から温めることができる“溶岩ホットヨガ”です。溶岩ホットヨガで得られる温熱効果は、約72時間持続するといわれていて、継続することで冷え知らずの体に…!
高温期はホットヨガを控えよう
妊活におすすめのホットヨガですが、体温が上昇している高温期(排卵後から月経開始までの期間)には注意が必要です。
妊活中のホットヨガの注意点
妊活中の高温期はホットヨガを控えるようにしましょう。
というのも、卵子や精子は熱に弱い性質をもっているため、高温期に体を温めすぎてしまうと着床しにくくなるといわれているのです。
ただ、高温期にホットヨガをお休みすると運動不足やストレスになりそうで不安という人もいるかと思います。高温期は、自宅で常温のヨガを行うだけでもOK。
ホットヨガと常温ヨガを、体調や体のサイクルに合わせて効果的に使い分けましょう。
妊娠したらホットヨガはやめるべき?
妊娠が分かったら、ホットヨガをお休みした方が安心です。
脱水症状になりやすい
妊娠すると、妊婦さんの体はふたり分の生命のために様々な変化が起こります。
代謝が上がり汗をかきやすくなったり、つわりによる吐き気や嘔吐、頻尿などで、水分が失われやすい状態です。また、血液量の増加や羊水などで、普段より多くの水分を必要とします。
そのため、妊婦さんがホットヨガを行うと、脱水症状になる危険性があるのです!
転倒によるケガのリスク
ホットヨガのスタジオは、高温多湿の環境や落ちた汗ですべりやすいです。
また、お腹が大きくなってくると、ポーズをとる時に通常よりもバランスを崩しやすくなるので、転倒してしまうリスクがあります。
腹部を圧迫する動きは負担が大きい
ヨガのポーズの中には、お腹を圧迫してしまうポーズもあります。
子宮に負担がかかると、流産や早産につながりかねません。
妊娠中は常温でのマタニティヨガがおすすめ
妊娠中はホットヨガをお休みして、妊婦さんに向けてプログラムが組まれた常温での“マタニティヨガ”がおすすめです。
うつ伏せやツイスト(ねじり)といったお腹に負担がかかりやすい動きを避けているので、妊婦さんでも安心して行うことができますよ。
マタニティヨガの効果
マタニティヨガでは、妊娠初期に起こりやすい腰痛や便秘、むくみ、イライラ、不安感など、心身の様々な不調の緩和が期待できます。
また、出産に向けての準備としても!
お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれて、骨盤が開いていくため、骨盤を支える筋肉と骨盤自体にも大きな負担がかかります。骨盤が歪むと、赤ちゃんへも影響があるので、しっかりとケアすることが大切です。
マタニティヨガは、出産時に必要となる柔軟性や筋力の強化にもつながりますよ。
まとめ
妊活中のホットヨガは
- 子宮機能の改善
- ストレス解消
- 基礎代謝アップ
- 冷え性改善
など、妊娠しやすい体づくりに適した効果が期待できます。
高温期や妊娠が分かったらホットヨガを控えるなど、リスクにも注意しながら上手に妊活に取り入れてみてくださいね♪
アミーダの溶岩ホットヨガは、少人数制でアットホームなスタジオなので、よりリラックスできる環境が整っています。妊活中は、溶岩浴による温活もおすすめですよ!
アミーダで心と体を整えながら、赤ちゃんを迎える準備をしていきましょう。