ホットヨガでかく汗の量やデトックス効果について
「なんだか肌の調子が悪い」
「体がだるい、疲れやすい」
そんなお悩みはありませんか?
体内に老廃物がたまって不調を招いているのかもしれません…。
溶岩ホットヨガでしっかりと汗をかいて、体も心もスッキリとデトックスしてあげましょう。
本記事では、そもそもデトックスとは何かという内容から、溶岩ホットヨガで得られるデトックス効果について解説していきます。「最近、汗をかいていないな…」という人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
デトックスとは
そもそもデトックスとはなんでしょうか?
“デトックス”とは、英語の“detoxification(意味:解毒)”からきています。
その意味の通り、体内に溜まった老廃物や有害な毒素を排出することを指します。
では、溜まった老廃物や毒素はどこから体外へ出ていくのでしょうか?
体は代謝によって、体内で不要になったものを、主に便や尿から排出しているのです。
残りは汗から、そして死んだ細胞である髪や爪からも排出されますよ。
老廃物が溜まるとどうなる?
老廃物は、血液やリンパ液の流れが悪くなるとスムーズに排出することができなくなります。
さらに、老廃物がたまることで血管やリンパ管が圧迫されて、流れを妨げてしまうので、老廃物が排出しにくくなるという悪循環に…。
老廃物が体内にたまると、冷えやむくみ、セルライト、肥満、肌トラブル、老化など、さまざまな不調の原因になってしまいます。
ホットヨガでかく汗の量はどれくらい?
ホットヨガは、高温多湿の環境下で行うため、激しい動きをしなくてもビックリするくらい量の汗をかくことができます。レッスン内容や体質などによっても変わってきますが、一般的に1時間のレッスンで約1リットルもの汗が出るとも言われているのです!
そのため、発汗によるデトックス目的でホットヨガを始められる人も多くいらっしゃいますよ♪
ホットヨガでかく汗の特徴は?
ただし、汗はかけばいいというものではなく、質が重要!
普段かいている汗は「汗腺(エクリン腺)」からの汗で、約99%が水分です。
汗腺からの発汗は、おもに体温調節の役割があり、運動をした時や暑い時、精神的に緊張した時、辛いものを食べた時などに汗が出ます。
一般的なホットヨガでかく汗も、この汗です。
ヒーターなどの空調機器による人工的な温かさを使っているので、体を外側から温めるという特徴があり、その結果、汗腺から汗が分泌されます。
成分のほとんどが水分なので、いくら汗をかいても、体の水分が抜けているだけであって、デトックスにはなりません。
では、デトックスが期待できる汗とは、どんな汗なのでしょうか?
デトックスは皮脂腺からの汗がカギ!
皮脂腺から分泌される良質な汗には、肌に潤いをあたえ保護する役割があり、“天然の保湿クリーム”とも言われているのです。
デトックスに必要なのも、この皮脂腺からの汗!
ですが、皮脂腺を開くのはなかなか難しく、マラソンで30キロ走った時と同じくらいの運動量で、はじめて開くと言われています…。
皮脂腺からの発汗を促す溶岩ホットヨガ
溶岩ホットヨガは、天然の溶岩石から放出される遠赤外線によって体を芯からじんわりと温めるので、少ない運動量でも皮脂腺から汗をかきやすいのが特徴なんです♪
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一般的なホットヨガでかく汗の成分のほとんどが水分であるのとはちがい、溶岩ホットヨガでは、水分と一緒により多くの老廃物が汗として排出されると言われています。
つまり、同じ量の汗をかいても、溶岩ホットヨガのほうが高いデトックス効果が期待できるということです!
溶岩ホットヨガのデトックス効果は汗だけじゃない
血流・リンパ液の流れを改善
筋力の低下も発汗機能の衰えにつながります。
溶岩ホットヨガで筋肉をほぐすことで、血流やリンパ液の流れがスムーズになり代謝の改善が期待できるのです♪
代謝がアップすることで、老廃物の排出が効率的に行われるようになります。
内臓の機能向上
便秘によって、腸内に老廃物が長い間とどまっていると毒素が発生し、自律神経の乱れにもつながってしまうのです…。
溶岩ホットヨガは体のゆがみを改善し、内臓機能を活性化させます。また、内臓温度が上がることで、基礎代謝も良くなりますよ♪
心がスッキリする
質の良い汗をたくさんかくと、気持ちもスッキリしますよね♪
ヨガの本質は、心身の緊張をほぐし、心の安定とやすらぎを得ることです。自分自身の内側に意識を向けることで、気持ちが落ち着きストレスの改善にも役立ちます。
溶岩ホットヨガは体のデトックスだけでなく、メンタルのデトックスにも効果的なんですね。
溶岩ホットヨガで汗をかきにくい人の特徴
“溶岩ホットヨガは大量の汗をかく”
とお伝えしましたが、体質的に汗をかきにくい人もいらっしゃいます。
「溶岩ホットヨガを始めたけど、思ったより汗をかかないな」
そんな人は・・・
- デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいることが多い
- 日頃から運動をする習慣がない
- クーラーなどで長い間身体が冷やされている
こうした普段の生活習慣が原因となっていることも多いのです。
汗をかかない生活をしていると、発汗機能が低下
あまり体を動かさない、汗をかかない生活をしていると、汗を出す機能が低下していきます。また、加齢によっても発汗機能は衰えますよ。
発汗を促す機能が低下すると、ミネラルを多く含む“悪い汗”に…。
ベトベトと不快なだけでなく、汗が蒸発しにくいので体温の調節機能がしっかりと働きません。また、ミネラル不足により体力が消耗したり、熱中症や脱水症状を引き起こす可能性もあります。
女性は「なるべく汗をかきたくない!」という人も多いかもしれません。
ですが、汗をかかないようにすると、余計にベタつきやニオイが気になる汗に…
まさに逆効果!
良い汗にするには、たくさん汗をかいて、汗腺を鍛えることが大切です!
溶岩ホットヨガを続けていくうちに発汗機能が活発になるので、だんだんと汗をかけるようになっていきますよ。焦らずコツコツと体質を改善していきましょう♪
溶岩ホットヨガのやりすぎで汗をかきにくくなっている可能性も…
「溶岩ホットヨガを続けていくうちに汗をかきにくくなった」
そんなふうに感じている人はいませんか?
溶岩ホットヨガの環境に慣れたからではなく、レッスン後の過ごし方などが原因で、自律神経が乱れて汗をかきにくくなっている可能性があります。とくに、女性ホルモンの変化が大きく、自律神経が乱れやすい更年期の人は要注意ですよ!
レッスン後に、冷たいシャワーを浴びたり、ショッピングモールやスーパーなどに寄って買い物をしたりなど、急激な温度変化により自律神経が乱れやすくなります。
できるだけ体を冷やさないよう、レッスン後の過ごし方も気をつけましょうね。
溶岩ホットヨガで効率よく汗をかく方法
レッスンの15分前にはスタジオに入る
レッスンが始まる15分前にはスタジオに入って、体温を上げておきましょう。
事前に体を温めておくことで、こわばった筋肉がほぐれ、体を動かしやすくなります。
こまめに水分補給をする
溶岩ホットヨガの効果を高めるには、レッスン中こまめに水分補給をすることが大切です!
水分をしっかりとらないと脱水症状や熱中症のリスクがあることはもちろん
汗の量が減るので老廃物の排出が抑えられて、デトックス効果を十分に得ることができません。
まとめ
溶岩ホットヨガは、ただ単に“大量に汗をかく=デトックス”ということではなく、血行促進や内臓機能の向上など、体の内側から改善されることで基礎代謝が高まり、体のめぐりが良くなります。
汗をかかない生活をしている人は、溶岩ホットヨガを継続して汗をかきやすい体に変えていきましょう♪
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