体の健康や、ダイエットの脂肪燃焼効果を上げるには、汗をかくことがとても大切です。
でも最近は、汗をうまくかくことができない人も増えているのだとか。
汗をかくためには体の代謝機能をアップさせることが必要不可欠。
その方法として、ホットヨガやサウナ、岩盤浴などいろいろな選択肢がありますが、最近話題になっているのが『溶岩浴』です。
溶岩浴は岩盤浴と同じく、温められた岩盤から発せられる遠赤外線効果により体を心から温め美容健康に導く健康法。
大量の汗をかくことによって体内の老廃物を輩出するデトックス効果と体の代謝をアップしヨガの効果を高めることができるため、ヨガとセットでおこなう人も多いようです。
とはいえ多くの人は、岩盤浴は聞いたことがある、体験したことがあるけれど溶岩浴は知らないという人が多いのではないでしょうか。
そこで今日は、溶岩浴の効果に加え、岩盤浴との違いについてもお話いたします。
溶岩浴と岩盤浴はどう違うの?
溶岩浴と岩盤浴はどちらも天然鉱石で作られ温められたプレートの上に寝転がり、天然鉱石の効果で体を内側からじんわり温めさまざまな美容健康効果を促進させる健康法です。
溶岩浴をおこなうと、天然の鉱石から発せられる遠赤外線効果により体の芯から温まり発汗が促されます。そのためダイエット効果を高めたり体内に溜まった不要な老廃物のデトックスに効果的だと言われています。
ここまで説明すると、溶岩浴と岩盤浴に違いがないように感じますよね。
ではこの2つはどこが違うのかというと、寝転がるプレートに使われている鉱石に違いがあります。
溶岩浴は溶岩、岩盤浴は天然鉱石の岩盤がプレートに使用されています。
溶岩とは
溶岩浴に使用される溶岩とは、その名の通り火山が噴出することによってできた溶岩石のこと。
火山でしか採掘されない貴重な天然鉱石で、ミネラル成分がとても豊富に含まれているのが特徴です。
溶岩浴では、この天然の溶岩石を敷き詰めたプレートを使用しています。
岩盤とは
一方、岩盤浴に使われる岩盤は、溶岩石ではない天然鉱石です。
岩盤を使用したプレートは平らに整形したものもあれば円磨した天然鉱石を敷き詰めたものもあり、設置している浴場施設によって異なります。
使用される天然鉱石は一種類の場合もあれば、複数を組み合わせて作られる場合もあるのだとか。
岩盤浴の効能も、使用される天然鉱石によって異なると言われています。
岩盤に使用される主な鉱石には、次のものがあります。
- 医王石
- ゲルマニウム
- 北投石
- トルマリン
- 麦飯石
- 玄武岩
- 木紋石
- 翡翠
- 薬宝玉石
- ラジウム鉱石
溶岩浴で得られる効果や特徴
溶岩浴と岩盤浴では体を温めるのに使用されているプレートの素材が違うことがわかりましたが、実際に溶岩浴で得られる効果や特徴はどういったものなのでしょうか。
岩盤浴との効果の違いについても踏まえながら説明していきます。
岩盤と比べて、ミネラル成分が豊富
まず、溶岩浴に使用される溶岩は岩盤に使用される天然鉱石よりもミネラルが豊富に含まれているのが特徴です。
その量は、なんと岩盤の倍以上!
ミネラルをたくさん摂取すると、疲労回復や体の免疫力を高める健康効果に加え、ダイエットや美肌などの美容効果も期待できます。
溶岩浴をおこなうと、空気中に放出された溶岩のミネラルが皮膚から吸収される他、直接吸いこむことによって体内に取り込むことが可能です。
岩盤浴よりも多くのミネラルを体内に取り込むことができるため、溶岩浴は岩盤浴よりも美容健康効果が高いと言われているのです。
健康・ダイエットに効果的なバナジウム
溶岩には、ミネラルの中でもバナジウムが豊富に含まれています。
実はバナジウムは岩盤には含まれていない成分。
バナジウムには血糖値や尿酸値を下げる効果があると言われているのですが、体内へ摂取することにより、コレステロール値の正常化や糖尿病の予防、脂肪燃焼効果などさまざまな効果が期待できるのだとか。
そのため、生活習慣病の予防やダイエット効果をUPさせるのに良いと言われています。
マイナスイオンでリラックス効果
森林浴をおこなうと、不思議と気分がリフレッシュしますよね。
これは、木々の香りに含まれるマイナスイオンによる癒し効果だと言われています。
溶岩も森林浴と同じくマイナスイオンを放出するため、溶岩浴をおこなうことで心身がリラックスし、ストレス解消に効果的です。
岩盤浴と比べて温度が高い
溶岩には、熱の伝わり方がとても良いという特徴があります。
溶岩の効果により岩盤浴と比べ溶岩浴では室内温度が少し高くなるため、岩盤浴ではなかなか発汗できなかったのに溶岩浴では汗をたくさんかくことができたという人が多くいらっしゃいます。
溶岩浴をおこなうと体の芯から温まり発汗が促されるため、汗をたくさんかくことで体内に溜まった老廃物を効果的にデトックスすることができます。
溶岩浴の効果的な入り方
溶岩浴の効果をより高めたいのなら、以下の3点を意識して入ることをおすすめします。
- 水分補給
- 食事
- 体制と入る目安の時間
水分補給
溶岩浴をおこなうと大量の汗をかき体内の水分を多く失うため、脱水症状を起こさないためにも水分補給は大事です。
水分補給をおこなうのに適したタイミングは、溶岩浴に入浴する前、最中、後の計3回。
一度に摂取する量はコップ1~2杯程度でOKです。
また、普段汗をあまりかかない人は水分補給をしっかりすることで、発汗量を増やすことができるというメリットもあります。
食事
溶岩浴は寝転がった姿勢をキープするため、消化器官の活動が低下してしまいます。
そこで、溶岩浴に入る2時間前後はできるだけ食事を控えましょう。
ただし入浴後2時間が経過すると逆に消化吸収が良くなるため、美容効果を得たい場合にはビタミンが多く含まれるものを食べることをおすすめします。
溶岩浴時の体制と入る目安の時間
溶岩浴では、溶岩のプレートの上にバスタオルなどの大きめのタオルを敷き、まずはその上にうつぶせで寝ころびましょう。
なぜはじめはうつぶせが良いかというと、うつぶせの姿勢は内臓が温まり全身が早く温まるからです。
うつぶせの体制で寝ころび5分ほど経過したら、次は仰向けに体制を変えましょう。
仰向けで10~15分経過したら5分~10分ほど休憩し、水分補給をおこないます。
この一連の流れを1セットとして2~3セットおこなうのが効果的な溶岩浴の入り方です。
ただ、人によってはこのローテーションやセット数をこなすのが辛い場合もありますので、あくまで目安として頭に入れておき、ご自分の無理のない範囲でおこないましょう。
溶岩浴がおすすめな人
溶岩浴はサウナより温度が低く設定されているので比較的どんな人でも利用しやすいですが、特におすすめなのは以下の効果を求める人です。
- ダイエット効果をアップさせたい
- 冷え性である
- 汗をかきにくい
- 疲労が溜まっている
- リラックスしたい
- 美肌になりたい
現代人はエアコンの普及など、さまざまな要因によりうまく汗をかけない人が増えているようです。
汗をかくことは体内の熱を発散することに必要ですが、汗をかきにくい人はこれができなくなっているのだとか。
そうすると代謝が悪くなり、脂肪が燃焼しづらく太りやすい身体になってしまいます。
溶岩浴をおこなうと大量に汗をかくことができるため、代謝が上がり痩せやすい体に導くことができますよ♪
また、溶岩から発せられる遠赤外線は体を内側からじんわりと温めてくれるので、冷え性の改善にもつながります。冷え性が改善することで、血流が悪くなることが原因で起こる肩こりや腰痛の改善も期待できます。
溶岩浴は疲労回復効果も期待できます。
体を温めることで体の緊張がほぐれ副交感神経が刺激されるので、心身がリラックス。
それにより疲れを癒すことができるのです。
また、溶岩浴では体内に溜まった老廃物を汗と一緒に流すことができるのに加え、溶岩から放出されるミネラルが全身に吸収されます。
それはさながら全身に美容クリームを塗っているのと同じようなもの。
普段肌の調子が悪くてお悩みの人も、溶岩浴の効果でツルツル美肌になれちゃいます。
アミーダは溶岩浴も楽しめます♪
アミーダでは、溶岩石で部屋を暖めながらおこなう溶岩ホットヨガのレッスンをおこなっておりますが、溶岩浴も楽しむことができます。
「今日はホットヨガをお休みしたい」
そんな時でも、溶岩浴なら寝っ転がっているだけでいいの、気軽に利用することができると評判です!溶岩浴の気持ちよさは、一度体験するとハマってしまうこと間違いなし♪
体内の温度を上昇させることにより、免疫力のUPが期待できるので、風邪やウイルスに負けない体づくりにも役立ちますよ。とくに寒い冬の時期は大人気です!
まとめ
今日は今話題の溶岩浴の効果と、岩盤浴との違いについてお話しました。
溶岩浴をおこなうと、
- リラックス効果
- 美肌効果
- 冷え性改善
- ダイエット効果をアップ
- 疲労回復&免疫力アップ
など、溶岩に含まれるミネラルや遠赤外線の効果によってさまざまな恩恵を得ることができます。
また、溶岩浴に使用される溶岩には、岩盤浴で使用される岩盤よりもミネラルが豊富に含まれているため、岩盤浴以上の美容健康効果が期待できます。
ダイエットしたい、疲れやすい、冷え性など美容健康にお悩みがあるという人は、アミーダで溶岩浴にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。